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医療被曝の線量管理と線量記録1

こんにちは、株式会社R.O.Sのウェブ担当のカワジリです。

 

最近、放射線技師の間で『医療被ばく線量管理』というワードがトレンドになっていますよね。

先日、『医療被ばく線量管理セミナー』に参加してきたのでご報告いたします。

(数回にわたってお届けします)

 

まず、背景として現在の医療機関には安全管理体制のために、それぞれ下記に該当する管理者を置いています。

  • 医療安全管理
  • 医薬品安全管理
  • 医療機器安全管理
  • 院内感染対策
  • 高難度新規医療技術等

これらの管理者は医師や薬剤師、看護師、その他コメディカルが担当しています。

今春、厚生労働省から医療法施行規則の改正の通知があり、全ての医療機関で上記の安全管理者に加えて『医療放射線の安全管理責任者』を配置することが義務付けられました。(2020年度から)

また、診療用放射線に係る安全管理のための従事者に対する研修を年に一回実施することも記載されています。

『いったいどんな研修をすれば良いのか』

まだ現時点では詳細は公表されていませんが、以下の要素があれば良さそうです。

  1. 医療被ばくの基本的な考え方
  2. 放射線診療の正当化
  3. 放射線診療の防護と最適化
  4. 放射線障害が生じた場合の対応等
  5. 患者の情報提供

他の医療安全に係る研修と合わせて実施しても良いそうですが、上記の内容を盛り込むとなるとかなりのボリュームになりそうです。

関係学協会における講習会や、診療所や小規模病院等に対する地域の病院や関係学協会における研修会等を受講することでも代用可だそうです。

DVD研修やeラーニング等も検討してもいいかもしれないですね。
ただ、全ての関係従事者が受講できる仕組み作りは必要だと思いますけど…

 

今回はここまで。

次回は指針の策定、線量管理および記録についてお話したいと思います。

 

CT検査を男性

【ブログ】IVR装置の被ばく管理