こんにちは。株式会社R.O.SのWeb担当カワジリです。
先日、早朝のテレビ番組で昨年9月の小泉進次郎氏の発言が取り上げられました。
『悲観的な人口1億2千万人の国より、 将来を楽観し自信に満ちた人口6千万人の国の方が、 成功事例を生み出せる』
『いつか人口が下げ止まるときがきて、そこから力強い成長がある。人口減少を強みに変えよう』
ということで、今回は日本の人口や高齢化について気になったのでまとめてみました。
<日本の人口>
日本の人口は江戸時代では約3000万人。
明治で約5000万人。
昭和で一気に人口が増加し、1億人を突破。
平成に入ってからは約1億2000万人に到達しましたが、現在は徐々に減少傾向にあります。
図1:日本の人口の推移:明治5年 – 平成21年と将来予測(Wikipediaより)
<長寿>
また、老人福祉法が制定された1963年には、百歳以上の人口は全国で153人でしたが、
1981年に1000人を超え、1998年に1万人を超えました。
厚生労働省は2018年9月の時点で100歳以上の人口が6万9785人に上ると発表しました。
医学の進歩や食生活の変化といった健康思考の高まりが寿命を伸ばしていると考えられます。
<少子高齢化>
2010年の人口ピラミッドでは生産年齢人口(15-64歳)が多い分布になっていますが、2050年の人口ピラミッドでは老年人口(65歳以上)が多い分布となっています。2100年では全ての年齢区分がほぼ平坦な分布になると予想されています。
図2.2010年の人口ピラミッド
図3.2050年の人口ピラミッド
図4.2100年の人口ピラミッド
そう遠くない未来に約2.6人に1人が65歳以上の時代がやってきます。
冒頭での小泉進次郎氏の発言は、具体的な政策などの根拠はないものですが、
なぜか『そうかもしれない』と心を動かされます。うまいですよね。
株式会社R.O.Sは医療サービスの会社です。
変化する時代に合わせたサービスを展開していけるよう努力したいと思います。
今後もどうかよろしくお願いします。